弁理士試験に合格したい!勉強法を大公開!

弁理士試験に合格したい!選択科目を含め勉強法を大公開!

ArticleNo. 0722-1

 本サイトは、特許に関するものです。

 本サイトの管理人は弁理士として仕事をしており、システムエンジニア・中小特許事務所・大手特許事務所・大企業知財部を経験し、みなさまのお役に立てれば光栄です。

 今回は、弁理士試験の勉強方法についてお話しします。管理人の私の経験談になります。

 さあ、いってみましょう!

この記事を参照して得られる効果

①.弁理士試験に独学で合格する勉強方法を理解できます

②.弁理士試験対策にかかる費用を削減する方法を理解できます。

 

管理人の大雑把な受験歴

 管理人の私は、2013年度の合格組で、2014年度に弁理士登録しました。国の弁理士1万人計画のもと、弁理士試験の大量合格者が出ていた頃で、私もその恩恵を受けたクチです。今思うとめちゃくちゃ運がよかったと思いますね(笑)。

 短答式筆記試験の免除期間を使い切った最後の年に論文試験を突破し、そのまま口述試験も合格できました。短答受かってからの最初の2回分の論文試験は受けたものの、突破できる気がしなくてもんもんとしていたのを覚えていますね。

 そういう悩みを抱えている人、これから弁理士試験を受けようと思っている人の一助となれば幸いです。

弁理士試験とは?

 弁理士試験の概要を説明します。勉強方法だけを知りたい方は、この項目を飛ばして下記の「弁理士試験対策の勉強方法」から参照して下さい。

(1)弁理士試験概要

 弁理士試験は、短答式筆記試験、論文式筆記試験、及び口述試験の3つの試験から構成されています。

 申込みや、試験の時期等についての詳細は、特許庁のサイトで掲載されていますが、概要だけ下記の表1に示しています。

【表1】

試験申し込み等の流れ

時期等

・インターネットでの受験願書願書請求時期

2月上旬~3月中旬

・受験願書受付期間(受験料:印紙代12000円)

3月中旬~4月上旬

・受験票発送時期

5月中旬

・短答式筆記試験

5月中旬(第3日曜が多い)

場所:東京、大阪、仙台、名古屋、福岡

・短答式筆記試験合格発表

6月上旬

・論文式筆記試験(必須)

6月下旬~7月上旬(日曜)

場所:東京、大阪

・論文式筆記試験(選択)

7月中旬~7月下旬(日曜)

場所:東京、大阪

・論文式筆記試験合格発表

9月中旬

・口述試験

10月中旬~10月下旬

場所:東京

・最終合格発表

10月下旬~11月上旬

 弁理士試験に受験資格は特に無く、典型的には、誰でも受けることができます。

 少し話しが逸れますが、過去に、私の同僚で韓国人の方がいました。日本国及び韓国のどちらの弁理士資格も有しており、とても優秀な方でした。この業界特有かもしれませんが、特許業界は、日本国のみならず、他の国の弁理士資格等を保持している方が多い業界という印象です。

(2)短答式筆記試験の概要

 最初の関門にして、もしかしたら最大の関門かもしれない短答式筆記試験です。

 合格率は上位10%~20%程度なんで、5人に1人は受かる計算なんですが、母集団の多くを国公立大学出身の万能型理系受験生、あるいは、有名私大の理系受験生が占めておりまして、みなさん非常に優秀です。勉学において優秀な人達の中で、さらに、上位10%~20%程度に入らなければならないと思うと胃が痛くなります

 それはともかく、短答式筆記試験では、2019年現在、下記の表2に示す範囲から、五肢択一を1題とする全60題、マークシート方式で出題されます。試験時間は3時間30分です。

【表2】

出題範囲

問題

・特許・実用新案に関する法令

20題

・意匠に関する法令

10題

・商標に関する法令

10題

・工業所有権に関する条約

10題

・著作権法及び不正競争防止法

10題

 短答式筆記試験の合格基準は、典型的には、1題を1点とし、60点満点の65%(39点)を基準としています。以前は、短答の合格点数が変動しておりましたが、現在は、安定して39点がボーダーとなっているようですね。

 また、その他にも、2016年度の試験から科目別に合格基準点が設けられ、各科目の満点の40%を原則としています(特許・実用新案に関する法令なら、20点中8点以上を基準としています)

 なお、短答式筆記試験には、免除の規定がありまして、条件は下記の①~③のとおりです。

 ほとんどの人が、①に該当するかと思います。

①.短答式筆記試験合格者(合格発表の日から2年間有効

②.経済産業省令で定める工業所有権に関する科目の単位を修得し大学院を修了した者で、かつ工

業所有権審議会から弁理士試験短答式筆記試験一部科目免除資格認定通知書又は条件付認定通知書が交付されている者(大学院の課程を修了した日から2年間、工業所有権に関する法令(特許・実用新案、意匠、商標)、工業所有権に関する条約の試験科目が免除され、「著作権法及び不正競争防止法」科目のみ試験を行います。試験時間は35分です。)

③.特許庁において審判又は審査の事務に5年以上従事した者(工業所有権に関する法令、工業所有権に関する条約の試験科目が免除され、「著作権法及び不正競争防止法」科目のみ試験を行います。試験時間は35分です。)

 

(3)論文式筆記試験の概要

 短答式筆記試験で上位20%程度に入って合格できた次は、「関門」でなく「鬼門」の論文式筆記試験です。

 短答式筆記試験(60題300肢)でも3時間30分で解き終わるのに結構ギリギリなんですが、論文式筆記試験(必須)は合計で5時間を要し、時間をフルに使ってもギリギリ問題を解ききれるかどうかですが大半の時間をウン千文字のライティングに費やすという、精神と体力をたくさん消耗できる楽しい試験です。手首の腱鞘炎に注意して下さい。

 論文式筆記試験には、2種類(必須科目、選択科目)が存在し、それぞれ別日に試験が行われます。

(3-1)論文式筆記試験:必須科目

 必須科目では、2019年現在、下記の3つの筆記試験が課されます。

 なお、必須科目での合格率は、大体、上位25%程度です。

・特許・実用新案:2時間

・意匠:1.5時間

・商標:1.5時間

 論文式筆記試験(必須科目)の科目合格基準は、標準偏差による調整後の各科目の得点の平均(配点比率を勘案して計算)が、54点を基準として口述試験を適正に行う視点から工業所有権審議会が相当と認めた得点以上であることです。ただし、47点未満の得点の科目が一つもないことも、基準として挙げられています。

 問題は、「標準偏差」というところですね。簡単に言うと、論文式筆記試験(必須科目)の受験者の中で、全科目の総合偏差値54以上で、かつ各科目の偏差値も47以上ないと合格できない、ということになります。

 短答式筆記試験は、マーク式の試験で配点も明確であったところ、論文では、まわりの受験者の「デキ」に左右されるということで、ここに、論文式筆記試験(必須科目)の難しさがあるかと思います。

 なお、論文式筆記試験では、試験中は、弁理士試験用法文が貸与され、これを参照することが許されます。弁理士試験用法文は、試験終了後に持ち帰ることが可能で、この法文を持っている人を資格スクールで見かけると、「短答式筆記試験突破組か!できるな!」ということが分かりまして、初心者は尊敬の眼差しで見るわけです(私だけかもしれませんが)。

 必須科目の問題では、事例問題や一行問題等が出題されます(下記に例示あり)。

 事例問題では、実際の事例が時系列で示され、時期の前後を判断しながら問に答える問題で、事例全体を把握する力が求められます。また、一行問題は、「特許法が、○○の制度を設けている理由を説明せよ」等の一行で出題される問題で、条文と、その趣旨とを正確に暗記していることが求められます。

【事例問題の例】平成30年度弁理士試験論文式筆記試験問題

 【問題Ⅰ】

1 日本国籍を有し日本国内に居住する甲は、平成 29 年5月1日に、願書に添付した明細書及び図面に自らした発明イ及びロを記載するとともに、特許請求の範囲に発明イを記載して、日本国において特許出願Aをした。以上を前提に、以下の各設問に答えよ。ただし、各設問はそれぞれ独立しているものとし、各設問に示されていない事実をあえて仮定して論じる必要はない。

(1) 甲が、平成 30 年(2018 年)6月1日に、パリ条約の同盟国であるとともに特許法条約の締約国であるX国において、出願Aを基礎としてパリ条約による優先権を主張して特許出願Bをした場合、出願Bについての優先権主張が認められることはあるか。特許法条約の趣旨及び規定に言及しつつ説明せよ。 ただし、X国は、特許法条約に準拠した国内法を整備しているものとする。

 

【一行問題の例】平成30年度弁理士試験論文式筆記試験問題

【問題Ⅰ】

意匠法において、一つの意匠として認められるものを、意匠法第2条その他の関係する条文に照らして説明せよ。ただし、いわゆる画像意匠には言及しないものとする。

 なお、論文式筆記試験には、免除の規定がありまして、条件は下記の①及び②のとおりです。

 ほとんどの人が、①に該当するかと思います。

① 論文式筆記試験(必須科目)合格者

 論文式筆記試験の合格発表の日から2年間、論文式筆記試験(必須科目)が免除されます。

② 特許庁において審判又は審査の事務に5年以上従事した者

(3-2)論文式筆記試験:選択科目

 選択科目では、2019年現在、下記の試験科目の中から1科目を選択して解きます。

 科目としては、下表の技術又は法律に関する科目から選択することができます。

 なお、問題の選択時期は願書提出時です。選択科目免除の方は科目のみ選択することとなります。実際に選択する際には、例えば、理工Ⅲ(化学)の有機化学、というふうに選択します。

 試験時間は、各科目、1.5時間(1時間30分)です。

科目

選択問題

・理工I(機械・応用力学)

材料力学、流体力学、熱力学、土質工学

・理工II(数学・物理)

基礎物理学、電磁気学、回路理論

・理工III(化学)

物理化学、有機化学、無機化学

・理工Ⅳ(生物)

生物学一般、生物化学

・理工V(情報)

情報理論、計算機工学

・法律(弁理士の業務に関する法律)

民法(※総則、物権、債権が範囲となります。)

 論文式筆記試験(選択科目)の科目合格基準は、科目の得点(素点)が満点の60%以上であること、です。必須科目と比較して、合格基準は明瞭ですね。

 なお、論文式筆記試験(選択科目)には、免除の規定がありまして、条件は下記の①~④のとおりです。短答式筆記試験や、論文式筆記試験の必須科目との違いは、免除期間に制限が無い(永久免除)ことです。

① 論文式筆記試験(選択科目)合格者

② 前頁「(選択科目・選択問題)」表に記載する技術又は法律に関する科目に関する研究により学校教育法第104条に規定する修士又は博士の学位を有する者で、学位授与に係る論文について工業所有権審議会の審査を受け免除資格の認定を受けた者

③ 前頁「(選択科目・選択問題)」表に記載する技術又は法律に関する科目に関する研究により学校教育法第104条第1項に規定する文部科学大臣が定める学位を有する者で、専門職大学院が修了要件として定める一定の単位を修得し、かつ、当該専門職大学院が修了要件として定める論文について工業所有権審議会の審査を受け免除資格の認定を受けた者

④ 他の公的資格者(詳細は、特許庁で案内されている)

(4)口述試験

 短答式筆記試験、及び論文式筆記試験を突破できた次は、最終試験の口述試験です。合格率は、95%前後といったところでしょうか。ここまできたら合格は見えていますが、気を抜かないでいきましょう。

 私が受験してた頃には、条文の暗唱という鬼の設問があったのですが、まだその慣習は残っているんですかね…。試験場所は、例年、「ザ・プリンス パークタワー東京」です。まずは、待機部屋にとおされ、そこでスマホ等電子機器を預けます。さらに金属探知機によるチェックが行われ、口述試験の順番がまわってくるまで待機します。順番がきましたら、試験官に案内され、下記の科目の表に示す3つの科目に対応した3つの部屋をまわります。

・特許・実用新案に関する法令:10分

・意匠に関する法令:10分

・商標に関する法令:10分

 口述試験の合格基準は、各科目の採点基準をA、B、Cのゾーン方式(下記参照)とし、合格基準はC評価が2つ以上ないこと、です。つまり、3つの科目中、2つの科目がB以上であれば合格ですね。

A:答えが良くできている場合

B:答えが普通にできている場合

C:答えが不十分である場合

 試験中は、1回目、2回目、3回目と、呼び鈴が鳴らされます。原則として、3回目の呼び鈴までに全ての問題について答えられていないとC評価となる可能性が高いです。

 また、試験中は、複数の質問事項があり、何個で終わるかはケースバイケースなんですが、問題は、質問について審査官が納得する回答を行えない場合には、次の質問を聞けないということです。

 なお、試験の際、試験室内にあらかじめ用意されている弁理士試験用法文を試験委員の許可を受けて参照することができます。

弁理士試験対策の勉強方法

 さて、本題の弁理士試験に合格するための勉強方法についてお話しします。

 私の経験談なので、万人受けする内容では無いと思いますが、受験生の一助となれば幸いです。

(1)短答式筆記試験での勉強方法

 資格スクールに通学してもいいですが、やろうと思えば、独学でも攻略できます。

 資格スクールの教材(通学でしか購入できないものが好ましいが、独学なら市販の教材でもOK)で特実意商等の各法律の内容や趣旨等を大雑把に把握します。全体を俯瞰してから、詳細を把握していくほうが、インプットし易いためです。

 あとは、短答の過去問をとにかく解きまくるの一言に尽きます。

 短答の過去問には、大体、10年分程度(600題:3000肢)が収録されていますが、その全てを解き、さらに、最低でも95%以上の正答率に達するまで、何回も解くことを目指しましょう。

 1題5肢で、570点/600点以上ということですね。この正答率に達すれば、3000肢のうち、解けない肢は、30肢くらい(解けなかった30題では、各題1肢ミスと想定)なので、ほぼ全ての肢を網羅したことになります。

 ただし、肢の一つ一つについて、用語や、出てきた条文、その条文の趣旨等を必ず調べて理解して下さい。単に肢の正誤だけ暗記しても、何のチカラもつきませんからね。正解した問題でも、偶然に正解した可能性もありますから、そのような場合には、正確に理解し直して下さい。

 また、周回して問題を解き直す際には、間違った問題のみを解いていくようにして下さい。

 その間違えた問題が弱点であるためにこれを克服することと、勉強効率を向上させるためです。

 王道ですが、試験とは、他の受験生(一般的な受験生)ができる問題が解ければ、受かるようにできています。すなわち、無理して難問に時間をかけるよりも、他の受験生ができる問題を自分も解けるようにしておくことが重要なのです。難問を解けるようになるよりも、苦手分野、苦手問題の克服を優先しましょう。

(2)論文式筆記試験:必須科目での勉強方法

・レジュメ

 論文試験対策は、独学では厳しいです。

 しかしながら、資格スクールのレジュメを入手してそれを完全に理解して暗記したうえで、さらに、論文の模擬問題を解きまくることで、対策できます(通信とも言えますかね)。

 資格スクールは複数存在するので、レジュメも複数あります。好ましくは、各スクールのレジュメ、少なくとも大手の資格スクール2社のレジュメを集めましょう

 資格スクール毎に、レジュメの内容は異なります。このことは、各資格スクールの受験生の知識(得意分野・不得意分野)に偏りができることを意味しています。

 先程、短答式筆記試験の対策でも述べたように、他の受験生ができる問題を自分も解けるようにしておくことが重要であり、苦手分野、苦手問題の克服を優先する、ということですね。

 また、レジュメについては、徹底的に暗記して下さい。やりすぎかも知れませんが、私は、電車の中、ご飯中、寝る前等、ずっとレジュメを見て暗記しておりました。

・論文の模擬問題

 また、論文の模擬問題ですが、私は、特実意商とも100題ずつくらい解いた(自己採点)かと思います。これくらい解くと、問題の傾向等にも慣れきって、論文の模試でもかなり上位(例えば、上位10%)に食い込めるようになります。

 また、模擬問題を解く際に、時間的に一番キツイのが特許・実用新案です。他の意匠・商標については、それぞれ1.5時間の試験時間が付与されますが、特許・実用新案については、実質2題分あるにもかかわらず2時間しかありません

 対策としては、答案構成の作成にかける時間(例えば30分)と、筆記の時間(例えば1時間)とを厳密に分けて管理するようにして下さい。自分で決めた答案構成にかける時間を超過した場合には、合格点は取れないと覚悟を決めて下さい(推奨)

 なお、事例問題(定義・事例・あてはめ)や一行問題(定義・趣旨)に対する対策については、資格スクール等のレジュメに記載があるかと思いますので、ここでは省略します。

 おすすめの通信講座についてはこちらで紹介しています。

>>弁理士試験の予備校の通信講座を徹底比較【1発合格者が厳選】

(3)論文式筆記試験:選択科目での勉強方法

 選択科目では、科目が複数あるために一概には言えないかも知れませんが、理系科目であれば、受けようと考えている科目の10年分の過去問を解きましょう

 私は、理系なんですが学部卒で、選択科目の免除とはなりませんでした…。そこで、自分の得意分野である有機化学を選択し、この過去問を10年分解き、かつ、有機化学の教科書を一通り読みました

 選択科目は、必須科目と異なり、毎年の出題内容に傾向があり、これが変更されることはそうそう無く、したがって、過去問で内容と傾向を把握しておけば、これを攻略できる可能性が高いです。

 実際、上記の状態で受験して、普通に合格できたので、それが参考になるかと思います。なお、選択科目の対策にかけた時間は、1ヶ月程度でした。

(4)口述試験での勉強方法

 短答式筆記試験及び論文式筆記試験を突破してきた方の知識は十分にありますから、口述試験対策は、一般的に販売されている一問一答形式の問題集を読み込めば、問題ないでしょう。特に、対策の講義等を取る必要は無いかと思います。

 問題なのは、条文暗唱です。

 これはガチンコで対策する必要があります。特実意商において、出題される可能性のある主要な条文や、過去に実際に出題された条文について、暗証できるようにしておくことが好ましいです。

 私の体験談では、図書館の外等でずっと暗唱してました。暗証する条文の順番を決めておいて、途中で詰まったら最初からやり直しという拷問でした…。

 なお、口述試験の模試は、1回だけでもいいので必ず受けておいて下さい。LECやTAC、春秋会等の各会派が、論文試験の合格発表日の頃より募集をしているはずです。

 口述試験の模試では、大手の資格スクールの講師は容赦ない対応をしてきますので、試験の雰囲気を知れる他に、「このままではいけない!」との危機感を持つのにも有効です。 

 今回はここまでです。

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 本記事を参照いただき、ありがとうございました。

  特許等に関して、書いてほしい記事等があれば、遠慮なくメールや下記のコメント入力フォームからご相談下さい。

  時間はかかるかもしれませんが、記事の作成を検討させていただきます。

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ただし、新規の技術内容等に関するものであって、出願を検討しているものについては、絶対に「コメント入力フォーム」に記入しないで下さい。発明の新規性を喪失してしまうことを防止するためです。

 なお、私の状況により、お返事が遅くなることもありますので、その点ご了承下さい。

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    9 thoughts on “弁理士試験に合格したい!勉強法を大公開!

    1. なし より:

      生物を選択科目として選択した場合、どの参考書を使って、どのように勉強すればよいでしょうか

    2. ryo より:

      選択科目についてですが、基本的に過去問を10年分ほど解くのがよいかと思料します。
      管理人は、有機化学を選択して受験したのですが、過去問10年分以外には、有機化学の大学の基本書読み返ししかやっていません。それで突破できました。ただし、勉強期間は、1ヶ月程度は必要かと思います。
      選択科目は傾向が読みやすく、10年分やると、似たような問題が頻出していることに気づくはずです。
      そのため、過去問で出てきた問題の周辺領域を基本書の中で重点的に対策しつつ、その他の部分を基本書の読み込みで対策する感じです。

    3. moomin より:

      独学の場合、最初にやった方がいいテキストは何でしょうか?エレメンツとかどうでしょうか?

      また、最初からこれは必須というテキストや文献を教えて下さい。

      1. ryo より:

        moominさん

         お返事遅くなり、恐縮です。
         私の場合ですが、エレメンツを一通り読み込み、特許制度全体をぼんやり把握してから短答解きまくりました。
         短答を解くことにより、特許制度の詳細が明確化されていきます。
         なお、最初は、制度全体をぼんやり把握できるものであれば、他の書籍でも問題ないでしょう。
         
         短答対策に、最初に揃えたほうが良いものとしては、最低限、青本(産業財産権法逐条解説)、四法対照条文集ですね。
         青本⇒条文の定義を知って、一つ一つの条文を理解する
         四法対照⇒四法の条文毎の相違点・一致点の把握

         なお、できれば、tac、lec等の予備校のレジュメもあると、短答での勉強が論文でも生きるので好ましいです。
         レジュメは、青本及び四法対照条文集では身につかない、条文同士の関係の深い理解と運用、例えば、事例問題での条文の運用方法の習得に役立ちます。
         短答では、一つの条文の深い理解が試される傾向が強いですが、論文(事例問題)では、複数の条文の運用力が試されますので、レジュメはおすすめです(実務でも必要な能力ですね)。

         レジュメの入手には、予備校への講座の申し込みが必要です。
         どっかの出品サイトでのサーチや勉強仲間同士での取引も絶対にしないで下さい。
         絶対ですよ。
         
         青本:https://www.jpo.go.jp/system/laws/rule/kaisetu/kogyoshoyu/cikujyoukaisetu.html

        1. moomin より:

          ご回答ありがとうございます!!
          エレメンツを一通りやって、まだまだあやふやな状態でも過去問を解いていった方がいいですか?

          また、四法対照ではない、普通(?)の条文集(PATECHの知的財産権基本法文集等)は最初はなくても大丈夫でしょうか?

          また、エレメンツを読んでいて分からない箇所があった時はどうやって調べていましたか?

          質問が多くなってしまいましたが、再度ご回答頂けると幸いです。

          1. ryo より:

            moominさん

             またお返事遅くなりました。
             どこまで知識を吸収してから問題を解くかは人によるのですが、個人的には、入力と出力を繰り返すことにより知識を定着させる観点から、ある程度あやふやな状態でも、制度全体を俯瞰した後であれば、問題を解くのが効率よいかと考えます。

             もちろん、教科書を何度も読み込んで、何ページに何の条文が記載されている程度まで暗記できてから問題解くとかもありで、その人のスタイルによるかと思います。

             知的財産権基本法文集はあった方がよいかと思います。
             私は受験時代はアプリを使用していました(勉強道具が重いので少しでも軽くするため)。
             一例として、法文集で条文を確認し、四法対照かレジュメを書き込み用(ノート)として運用するとよいかと思います。

             制度で不明な点がある場合には、弁理士の内田浩輔先生が運営している、独学の弁理士講座などの掲示板で質問可能です。(http://benrishikoza.web.fc2.com/)

             それでも不明な点については、私はレジュメ等で調べていました。
             可能であれば、弁理士の知り合い等に聞いてみたり、特許事務所でバイトして弁理士先生に質問する等の手段をとることも推奨します。
             
             ご参考になれば幸いです。

            1. moomin より:

              再度ご回答ありがとうございます!!
              詳しく書いてくださり、大変参考になりました。勉強頑張ります!

    4. Infinity より:

       来年度弁理士試験を受験予定ですが、上記記事が参考になりましました。
       具体的には、短答試験及び論文試験選択科目については自分が勉強していること(勉強予定のこと)とほぼ相違がなく、今後の勉強方針を変更することなく、しっかりと勉強を進められそうです。
       一方、論文試験必須科目は、通信講座を受講しているものの、いまいち本番試験までの勉強方法に自信が持てていなかったので、上記記事を参考にして勉強を継続していこうと思います。

      1. ryo より:

        Infinity様

        コメントの承認及びお返事が遅くなり、恐縮です。
        本記事が参考となり、とても嬉しく思います。
        近年の短答試験は、枝の○あるいは☓の数を答えさせるなど、その難易度が、消去法で回答できた以前の難易度より上昇しておりますのでお気をつけください。
        また何かございましたら、遠慮なくご連絡ください。

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