日本での特許の年金納付状況を調べる方法

日本での特許の年金納付状況を調べる方法

ArticleNo. 0951-2

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 今回は、日本での特許の年金納付状況を調べる方法を説明します。

※なお、本記事は、2019114日時点の調査方法です。各国サイトの更新等により、手順が変更される可能性がありますので、ご注意下さい。

この記事を参照して得られる効果

①.日本での特許の年金納付状況を調べる方法を理解できます。

手順

(1)特許庁のサイトにアクセスする

 特許庁のサイト、「J-Plat-Pat」にアクセスし、タブの「経過情報」を選択し、「番号照会」をクリックします。

【図1】

0951-2_Fig1_JPlatPat1

(2)番号入力画面で出願番号又は登録番号等を入力

 下記の番号照会画面に遷移するので、種別(出願番号又は登録番号等)を選択し、種別に該当する番号を記入したうえで、「照会」ボタンをクリックします。

※なお、参考とした登録番号「JP5741652」は、トヨタの特許文献です(検索時は、番号の「5741652」のみをご使用下さい)。

【図2】

0951-2_Fig2_JPlatPat2

(3)年金納付状況(特許維持の有無)の確認

 上記の操作により、下記の図3に示すような画面に遷移するかと思います。

 そうしましたら、タブの「登録情報」を参照してみましょう。

【図3】

0951-2_Fig3_JPlatPat3

 タブの「登録情報」をクリックすると、下記の図4に示すような画面が表示されます。

 年金納付状況(特許維持の有無)の確認をするには、この図4中の「登録記事」の日付(特許登録日)と、「最終納付年分記事」の年数に着目します。

 具体的には、特許登録日に「最終納付年分記事」の年数を足した日付が、現在の日付と比較して、未来の日付であれば、特許は維持されていると判断できます。

 他方、特許登録日に「最終納付年分記事」の年数を足した日付が、現在の日付と比較して、過去の日付であれば、特許は維持されていない可能性があります(反映の遅延や追納による回復等の場合も考慮)。

 下記の図4では、特許登録日(平27.5.15)に「最終納付年分記事」の年数(4)を足した日付(31.5.15)が、現在の日付(31.1.14)と比較して、未来の日付なので、特許は維持されています。

【図4】

0951-2_Fig4_JPlatPat4

 なお、本件日本出願は、国際公開番号WO2015/029649の国内移行に関する出願であり、国際出願日が2014年7月23日ですから、特許の存続期間満了日は、最大で2034年7月23日です。

 なお、他の国の年金納付状況については「他人の特許権が邪魔?年金納付状況の確認方法」も参照してみて下さい。

 今回はここまでです。

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