サイト名を商標登録すべきケースはどういう時?|やり方も解説

「ブログのサイト名は商標登録したほうがよいのかな!?」

「ブログのサイト名を商標登録する場合、具体的にどの区分で商標登録したらいいの?商標登録のやり方が知りたい。」

こうした悩みに答えます。

ブログのサイト名は必ずしも商標登録をすべきというものではなく、ケースによってさまざまです。

本記事では、商標登録すべきケースを解説していきます。

また、具体的な商標登録のやり方についても解説していきます。

サイト名を商標登録しないリスク

商標権は早い者勝ちです。

このため、もしあなたがサイト名を商標登録していないと、誰かに似たようなものを商標登録されてしまうリスクがあります。

 

では誰かがサイト名を商標登録してしまうとどうなるのか。

考えられる問題として以下の2つがあります。

 

①商標権者から警告を受ける可能性が高くなる。最悪サイト名の変更を余儀なくされる場合も・・・

②誰かがサイト名をパクっても差し止めることが難しい

 

順番に解説していきます。

 

①商標権者から警告を受ける可能性が高くなる

あなたのサイト名を商標登録をしていると、サイト名は商標権により保護されます。

商標権は、あなたが第3者に権利行使をするという攻撃的な役割だけでなく、第3者に権利行使されるのを防衛するという防御的な役割も備えています。

これにより、第3者が自分の登録商標を侵害されたとして警告をしてくる可能性はほぼないでしょう。

一方、商標登録をしていない場合には、無防備の状態です。

商標権者から登録商標を侵害されたとして警告を受ける可能性でも出てきます。

警告を受けた場合には、たいてはサイト名の変更を迫られます。

悪質な場合には手当もありますが、解決が長期化する場合もあります。

 

②誰かがサイト名をパクっても差し止めることが難しい

また、誰かがあなたのサイト名をパクっても差し止めることが難しくなります。

この場合、商標権ではなく別の知的財産権に関する法律で差し止めることは可能ですが解決が長期化するおそれがあります。

これに対し、商標登録をしていた場合、商標法により権利行使が可能ですので比較的容易に差し止めることも可能です。

 

以上のとおり、商標登録をしない場合にはリスクをともないますが、必ずしもサイトを運営している方すべてが商標登録をしたほうがよいというわけではありません。

実際、私も「とある士業の知的な日常」を運営していますが、まだ商標登録をしていません。

では、商標登録をしたほうがよいサイトとはどういうケースか。

以下に解説していきます。

 

サイト名を商標登録すべきケース

サイト名を商標登録したほうがよいケースは以下のケースです。

①サイテーションによるSEO効果が高いサイト

②第3者が使いそうなネーミングをサイト名としているサイト

 

順番に解説します。

①サイテーションによるSEO効果が高いサイト

サイテーションとは、「自身のWebサイトに関するリンクなしの引用や言及のこと」を指します(参考:https://seolaboratory.jp/95061/)

例えば、TwitterなどのSNSによる口コミでサイトがポジティブに評価されている場合、それを見た誰かはGoogleなどの検索エンジンにて検索してサイトを見ようとします。

このように、検索エンジンでサイト名を検索することによる流入が大きくなればそれだけGoogleからの評価も高くなりSEO効果もでてきます。

 

するとサイト名を変更することはとてもリスクの高いことですが、商標登録をしていないと、第3者から商標権の侵害と言われてサイト名の変更を余儀なくされるケースも出てきます。

このため、このようなケースを避けるためにも、商標登録をすることをおすすめします。

 

②第3者が使いそうなネーミングをサイト名としているサイト

また、第3者が使いそうな(使いたがりそうな)ネーミングをサイト名としている場合には、そのまま放置していると先に商標権をとられて権利侵害といわれる可能性もでてきます。

実際に、私のブログを伝って相談を受けたブロガーの方が、サイト名を商標出願をしたのですが、出願日から数日後に全く同じサイト名で商標出願されていたというケースがありました。

よほど特殊なものではない限り、あなたが思いつくネーミングは第3者も思いついている可能性が高いです。

そうすると、第3者がそのネーミングについて商標登録をした場合には、警告を受けて変更を余儀なくされるケースも出てきます。

このため、こういうケースの場合にも商標登録をしたほうがよいでしょう。

 

では、商標登録出願は具体的にどうすべきか。

自分でできるのか。以下に解説していきます。

 

サイト名を商標登録するやり方

商標出願から登録までの流れは過去記事で解説していますのでこちらをご参考ください。

商標出願は、記事でも動画でも解説しています。

記事はこちら。

動画はこちら。

ここでブログのようなサイト運営の場合、区分はどうするんだ?と思われかもしれません。

そこで以下に解説していきます。

ブログのようなサイト運営の場合には、区分は第41類としてください。

ここで指定役務の記載に悩むかもしれません。

というのも、第41類の指定役務の例示にブログサービスが記載がないためです。

そこで、指定役務の欄には、「ブログ形式による電子出版物の提供,電子出版物の提供」とすることをおすすめします。

また、ブログでアフィリエイトをやっている場合には、広告業も含まれるので、さらに第35類の区分の「広告業」を追加してください。

 

商標登録にかかる費用は、過去記事で解説していますのでこちらもあわせてご覧いただければと思います。

早く登録したい場合には、早期審査制度を利用することをおすすめします。くわしくはこちら。

まとめ

商標登録は自分でやることもできますが、デメリットとしては出願後の管理が難しかったり、審査結果によっては専門家に依頼しないと対応が困難なケースもでてきます。

FOX国際特許事務所では、出願手数料と登録手数料をあわせて15,000円という安めの価格で代行サービスを提供しているのでぜひご利用いただければと思います。

    コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

    CAPTCHA